@@ -32,7 +32,7 @@ function Example() {
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33
33
## クラスによる同等の例
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34
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- 以前 React でクラスを使っていたなら、このコードに馴染みがおありでしょう 。
35
+ 以前 React でクラスを使っていたなら、このコードに馴染みがあるでしょう 。
36
36
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37
``` js
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38
class Example extends React .Component {
@@ -99,7 +99,7 @@ function Example() {
99
99
}
100
100
```
101
101
102
- ** Hook とは何?** フックとは Raect の機能に「接続 (hook into)」するための特別な関数です。例えば ` useState ` によって React の state の機能を関数コンポーネントに追加できます。他のフックについても後で学びます。
102
+ ** Hook とは何?** フックとは React の機能に「接続 (hook into)」するための特別な関数です。例えば ` useState ` によって React の state の機能を関数コンポーネントに追加できます。他のフックについても後で学びます。
103
103
104
104
** フックをいつ使うべき?** 関数コンポーネントを書いていて state が必要だと気付いた場合、これまではコンポーネントをクラスに変換する必要がありました。今後は、既に書いた関数コンポーネントの中でフックを使うことができます。早速やってみましょう!
105
105
@@ -109,7 +109,7 @@ function Example() {
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110
110
## state 変数の宣言
111
111
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- クラス内では 、コンストラクタ内で ` this.state ` を ` { count: 0 } ` にセットするという方法で、state である ` count ` を ` 0 ` へと初期化します。
112
+ クラスでは 、コンストラクタ内で ` this.state ` を ` { count: 0 } ` にセットするという方法で、state である ` count ` を ` 0 ` へと初期化します。
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113
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114
``` js{4-6}
115
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class Example extends React.Component {
@@ -131,7 +131,7 @@ function Example() {
131
131
const [count, setCount] = useState(0);
132
132
```
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- ** ` useState ` を呼ぶと何が起きるの?** これにより『state 変数』が宣言されます。我々の例では変数を ` count ` と名付けましたが、` banana ` でも何でも好きな名前にすることができます。これが関数コールの間で値を『保持』しておくための方法です ― ` useState ` は、クラスにおいて ` this.state ` が提供するのと全く同じ能力を使うための新しい方法です 。通常、関数が終了すると変数は『消えて』しまいますが、state 変数は React によって保持されます。
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+ ** ` useState ` を呼ぶと何が起きるの?** これにより『state 変数』が宣言されます。我々の例では変数を ` count ` と名付けましたが、` banana ` でも何でも好きな名前にすることができます。これが関数コールの間で値を『保持』しておくための方法です ― ` useState ` は、クラスにおいて ` this.state ` が提供するのと全く同じ機能を実現するための新しい方法です 。通常、関数が終了すると変数は『消えて』しまいますが、state 変数は React によって保持されます。
135
135
136
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** 引数として ` useState ` に何を渡すのか?** ` useState() ` フックの唯一の引数は state の初期値です。クラスの場合とは異なり、state はオブジェクトである必要はありません。数字や文字列が欲しいだけであればそれらを保持することができます。我々の例ではユーザがクリックした回数に対応する数字が欲しいだけですので、` 0 ` を state 変数の初期値として渡します。(もし違う値を保持したい場合は ` useState() ` を 2 回呼ぶことになります)
137
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@@ -153,7 +153,7 @@ function Example() {
153
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>
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> どうして ` createState ` ではなく ` useState ` という名前なのか気になるでしょうか?
155
155
>
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- > state が「作成」されるのははコンポーネントの初回レンダー時だけですので 、` createState ` という名前はあまり正確ではありません。次回以降のレンダー時には、` useState ` からは既存の state の現在値を受け取ります。毎回作成していたのではそもそも「状態」になりませんね。また、フックの名前が* 常に* ` use ` から始まることには理由があります。[ フックのルール] ( /docs/hooks-rules.html ) で改めて説明します。
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+ > state が「作成」されるのはコンポーネントの初回レンダー時だけですので 、` createState ` という名前はあまり正確ではありません。次回以降のレンダー時には、` useState ` からは既存の state の現在値を受け取ります。毎回作成していたのではそもそも「状態」になりませんね。また、フックの名前が* 常に* ` use ` から始まることには理由があります。[ フックのルール] ( /docs/hooks-rules.html ) で改めて説明します。
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## state の読み出し
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@@ -216,7 +216,7 @@ Let's now **recap what we learned line by line** and check our understanding.
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- ** 4 行目:** ` Example ` コンポーネント内で ` useState ` フックを呼び出すことで新しい state 変数を宣言します。2 つの値のペアが返されるので、それらに名前を与えます。ボタンのクリック回数を保持するための変数ですので ` count ` と名付けましょう。` useState ` 唯一の引数として ` 0 ` を渡すことで、変数をゼロへと初期化します。返り値の 2 つ目はそれ自体が関数です。これにより ` count ` を更新するので、` setCount ` とう名前にします。
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217
- ** 9 行目:** ユーザがクリックした時に、新しい値で ` setCount ` を呼びます。React は ` Example ` コンポーネントを再レンダーし、その際には新たな ` count ` の値を渡します。
218
218
219
- 最初は飲み込むのに時間がかかるかもしれません。急がないようにしましょう! 途中で分からなくなった場合は上記のコードを最初から最後まで読み直してください。クラスで state がどう動くのかを「忘れて」新鮮な目でこのコードを見るようにすれば、必ず理解できるようになるはずです。
219
+ 最初は飲み込むのに時間がかかるかもしれません。急がないようにしましょう! 途中で分からなくなった場合は上記のコードを最初から最後まで読み直してください。一旦クラスで state がどう動くのかを「忘れて」新鮮な目でこのコードを見るようにすれば、必ず理解できるようになるはずです。
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### ヒント:この角カッコの意味は?
222
222
@@ -244,7 +244,7 @@ state 変数を宣言するときのこの角カッコに気付かれたでし
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245
> 補足
246
246
>
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- > ` useState ` から ` this ` のようなものを一切 React に返していないので、その呼び出しがどのコンポーネントに対応しているのかを React がどのようにして知るのか、気になっているかもしれません 。FAQ セクションで、[ この質問] ( /docs/hooks-faq.html#how-does-react-associate-hook-calls-with-components ) およびその他の疑問についてお答えしています。
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+ > React に対して ` this ` のようなものを一切渡していないので、どのようにコンポーネントと ` useState ` の呼び出しの対応を知るのか不思議に思うかもしれません 。FAQ セクションで、[ この質問] ( /docs/hooks-faq.html#how-does-react-associate-hook-calls-with-components ) およびその他の疑問についてお答えしています。
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### ヒント:複数の state 変数を使う
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@@ -273,7 +273,7 @@ function ExampleWithManyStates() {
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## 次のステップ
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- このページでは React によって提供されるフックのうちのひとつである ` setState ` について学びました。これからは「ステートフック」という名前でも呼ぶことにします。ステートフックによって、React の歴史上はじめて、React の関数コンポーネントにローカル state を加えることができます!
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+ このページでは React によって提供されるフックのうちのひとつである ` useState ` について学びました。これからは「ステートフック」という名前でも呼ぶことにします。ステートフックによって、React の歴史上はじめて、React の関数コンポーネントにローカル state を加えることができます!
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またフックが一体何なのかについても少々学びました。フックとは関数コンポーネント内から React の機能に「接続する (hook into)」ための関数のことです。フックの名前は必ず ` use` から始まり、他にもまだ説明していない様々なフックがあります。
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